4歳の息子はウルトラマンが大好き。
そんな彼に付き合っていく中で、子供がウルトラマン好きで良かったな、と思うことがいくつかあります。
男の子が好きな特撮番組で代表的なものは「仮面ライダー」「スーパー戦隊」「ウルトラマン」の3つですが、結論から言うと子供はウルトラマン好きにさせるべき。
今回はその3つの理由を、これら3つの特撮番組の比較も入れつつお話ししたいと思います。
自分も知ってる。だから子供との距離がグッと近づく
2017年3月現在、仮面ライダーは「仮面ライダーエグゼイド」、スーパー戦隊は「宇宙戦隊キュウレンジャー」が放映中。
ウルトラマンは放映中のものはありませんが、「ウルトラマンオーブ」が少し前までテレビ、アマゾンプライムで続けて放送。現在は劇場版が公開されています。
継続的に放送されているこれら3番組ですが、その世界観について、ウルトラマンとその他2つはかなり異なっています。
例えば仮面ライダーエクゼイド。
仮面ライダーという名前は付いていますが、この前番組である「仮面ライダーゴースト」とは何の繋がりもありません。
1年間の放映が終われば全てはリセット。次が始まればまた1から物事が始まります。
スーパー戦隊の姿勢もこれとほぼ同じ。
映画のプロモーションで以前のキャラクターが登場してくることもありますがあくまでゲスト扱い。
ストーリーの本筋に絡むほどの活躍は見せません。
これに対し、ウルトラマンは今までのキャラクターががっつりと絡んできます。
今回のウルトラマンオーブは歴代ウルトラマン2人の力を借りて変身(フュージョンアップ)することが最大の特徴。
「ウルトラマン」と「ウルトラマンティガ」で「スペシウムゼペリオン」
「ウルトラマンタロウ」と「ウルトラマンメビウス」で「バーンマイト」
「ウルトラマンジャック(帰ってきたウルトラマン)とウルトラマンゼロ」で「ハリケーンスラッシュ」
「ゾフィー」と「ウルトラマンベリアル」で「サンダーブレスター」
という風に、今までのウルトラマンの力を借りて変身することで怪獣を倒していきます。
世代的に、ウルトラマン、ウルトラマンタロウ、ウルトラマンジャック、ゾフィーは元々知っていました。
知っているキャラクターがいる分、仮面ライダー、スーパー戦隊に比べてとっつきやすいんですよね。
自分が何の興味も持てない番組を見るよりはるかに子供と見やすいです。
興味を持って一緒に見ているうち、すっかり自分もハマッてしまいました。
また、昔よく見ていた番組ですから、カラータイマーはどうして点滅するの?、といった子供の質問にも答えることが出来ます。
仮面ライダーとスーパー戦隊はキャラクターがまるで分からず子供に聞いてばかりでしたが、ウルトラマンだけは対等の立場で話が出来るんですよ。
そんなパパを子供なりに好感を持って認めるものがあったみたいです。
自分の宝物をよく見せてくれたり、ウルトラマンごっこに積極的に誘われたり(自分は怪獣役オンリーですがw)。
ぐっと親子の距離が縮まった気がします。
仕事で子供の世話が出来ないお父さん、一緒に見るならウルトラマンですよ。
おもちゃを頻繁に買い換えなくても良い。お財布に優しい
先程、ウルトラマンは今までのキャラクターが本編にがっつりと絡んでくる。という話をしました。
その結果としてキャラクターの息がとっても長くなっています。
「ウルトラセブン」「ウルトラマンレオ」といった最初期に登場したウルトラマンも未だにキャラクターとして現役です。
これは親としては大変嬉しいメリット。
キャラクターが風化しないので、お財布がそれほど傷まないのです。
上記の写真のウルトラセブン。実は私が子供の頃に遊んでいたものです。
押入れを整理していたら奥から出てきました。
保存状態も良かったので息子にあげたところ、嬉しそうに自分のコレクションに加えて遊んでいます。
息子はこれが数十年前のおもちゃだとは夢にも思っていないでしょう。
更に、この前ねだられたおもちゃはウルトラヒーローシリーズ(ウルトラマンの小さなソフビ人形)のウルトラマンタロウ!!
1973年に誕生したキャラクターが未だに子供を惹き付けています。
サイズこそ一回り小さくなりましたが、私も同じシリーズを持ってました(笑)。
仮面ライダーの変身ベルトはクリスマスによく売れると聞きますが、裏を返せば1年ごとに新商品が発売されるということですよね。
それに比べ、物持ちの良いウルトラマンはエコなヒーロー。
現代に即した男たちなんです。
ウルトラマンをメインにしたアミューズメント施設で楽しめる
ウルトラマンをメインにしたアミューズメント施設もあります。
「ぐりんぱ」内の「M78ウルトラマンパーク」がそれ。
●ぐりんぱ M78ウルトラマンパーク
http://www.grinpa.com/m78/attraction/
写真は今年の冬に行ってきたものです。
パークに入るといきなり大きなウルトラマンがお出迎え。
さすがに原寸大とは行きませんが、その巨大さには圧倒されます。
ちょうどタロウとの握手会・撮影会も開催されていました。
これ以外にもアトラクションは様々。
自分の好きなキャラクターの遊園地に子供のテンションも上がりっぱなしで、帰りの車中は爆睡でした。
なお、ぐりんぱの他に「那須ハイランドパーク」もウルトラマン関連に力を入れています。
●那須ハイランドパーク
https://www.nasuhai.co.jp/
来年1月8日まで「超・体・感!ウルトラヒーローズワールド」を開催中。
静岡県からは少々遠いですが、夏休みにでも行ってみようかとただいま計画中です。
仮面ライダー、スーパー戦隊をメインにした「東映ヒーローワールド」というアミューズメント施設もありましたが、2017年1月15日に残念ながら閉館してしまいました。
さあ、あなたの子供もウルトラマン好きに!
このように、子供はウルトラマン好きにさせるとこんなオトクなことがあるんです。
あなたの子供も是非!
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