狩猟免許取得の道3回目。
今回は、効率の良いおすすめの狩猟免許試験勉強方法を紹介します。
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狩猟免許 知識試験対策
知識試験、いわゆる筆記試験・学科試験です。
問題は、3つの選択肢から正しいと思われる答えを選ぶ選択式。
記述式ではないので気が楽ですが、合格率は正答率70%。
気を抜かずに勉強していきましょう。
合格への近道は、予備講習会で配布される例題集を解き進めること。
実際に試験で出題された問題や類似問題が網羅されているので非常に効率的です。
私の場合、例題集を最後まで解いたら最初に戻ってもう1回。合計2周しました。
その後、間違えた問題だけを解き直して復習。
これで合格レベルの学力は身につけることが出来ると思います。
全ての問題が大切ですが、特に力を入れるべきは狩猟鳥獣の判別です。
なぜなら、知識試験はもちろん、技能試験の中でも、狩猟可能な動物か、そうではないかという判別問題が再度出題されるから。
なのでこの出題分野に強くなると二度美味しいんです。
狩猟可能な鳥獣の名前と、それぞれの身体的特徴を頭に叩き込んでおきましょう。
学習方法としては、テキスト(狩猟読本)巻頭のカラーページと、例題集後半にある鳥獣の身体的特徴を一言で紹介したページを見比べながら、特徴を把握していくことをおすすめします。
例えば「マガモ」であれば「黄色いくちばし・白い首輪」、「キジバト」であれば「首にしま模様」、試験問題ではこういった特徴的な部位にクローズアップした出題が多いですのでしっかりと覚えていきましょう。
なお、テキスト内では、誤認されやすい非狩猟鳥獣(狩猟できない鳥獣)についても狩猟鳥獣と同じく詳しく紹介されていますが、非狩猟鳥獣については見る必要はありません。
むしろ全くのノータッチで、ページすら開かない方が良いです。
技能試験で行われる鳥獣の判別試験は、鳥獣を描いたイラストを5秒程見せられ、狩猟鳥獣かそうでないかを聞かれます。
狩猟鳥獣と答えたものはその種名(名前)も答えなければなりませんが、非狩猟鳥獣はその必要はなく「非狩猟鳥獣」だけでオッケー。
そういう事情があるので、非狩猟鳥獣については名前すら知る必要はありません。
逆に知ってしまうとこんがらがってしまいます。狩猟鳥獣だけを覚えれば充分です。
私は、AnkiDroidというアンドロイドアプリを使って狩猟鳥獣を覚えました。
このアプリ、一言で説明すると、学生時代によく使った暗記カードのアプリ版です。
大日本猟友会のホームページに狩猟鳥獣がイラスト付き(それもテキストと同じイラスト)で紹介されていますので、この画像をダウンロードして時間のあるときに見直しました。
「ホシハジロ」「コジュケイ」は馴染みのない鳥で、最初はなかなか名前すら出てきませんでしたが、試験日には何とか覚えこむことが出来ました。
狩猟免許 技能試験対策
まずは、前述の狩猟鳥獣の判別を完璧にしておきましょう。
次に、網猟・わな猟免許であれば「猟具の判別・架設」、銃猟免許であれば「銃器の取り扱い」について予備講習でやった内容を復習しておきましょう。
私が受験した第一種銃猟免許の場合、予備講習で教えられた「やってはいけないこと」「必ず言うべきこと」を振り返っておくと良いと思います。
最後に、銃猟免許の場合、距離の目測も試験で試されます。
10m、30m、50mについては実際にコーンが置いてある場所から判別しなければなりませんが、300mについては写真を用いて行われます。
この写真は、試験会場から周辺を撮ったものが使われることが多いので、前もって地図ソフトを使い、会場から300mの距離感を把握しておくと対応しやすいです。
知識試験をパスしないと技能試験には進めない
上記の勉強法を行えば、狩猟免許試験は充分合格できると思います。
ここで一つ注意点。
技能試験は、午前に行われる知識試験をパスしないと進めません。
ですので、まずは知識試験対策をしっかりと行って当日の試験に臨みましょう。