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使って分かった「スマートレター」料金・サイズ・追跡など

数日前、急ぎの郵便物に「スマートレター」を利用しました。

スマートレターとは、A5サイズ・1kgまでの荷物を全国一律料金で送ることができる郵便局の配送です。
手紙や領収書、見積書といった信書も封入することが可能です。

送り方は、専用の封筒を郵便局やコンビニエンスストアで購入し、中に送りたい物を入れ、郵便ポストに投函
この後は通常の郵便物と変わらず集配され、相手の郵便受けに届けられるというものです。

専用封筒に送りたいものを入れ、ポストに投函するタイプの郵便局配送方法には、他に「レターパック」「レターパックライト」があります。
今回はこれらレターパックと比較しながら、スマートレターの特徴をまとめていきます。

料金

スマートレターは全国一律180円
北海道から沖縄まで、全て同一料金で届けることができます。
レターパックは510円、レターパックライトは360円。これらの中では最安値と言えます。

専用封筒が切手の役割も兼ねていますので、わざわざ切手を貼る手間もありません。

[料金]
スマートレター:180円
レターパックライト:360円
レターパック:510円

サイズ・重量・厚さ

スマートレターのサイズは25cm×17cm(A5サイズ)。
A4サイズの書類は、2つ折にすることでピッタリと収めることができます

厚さは2cm。重量は1kgまでとなっています。

対してレターパック・レターパックライトはA4サイズ。
書類を折らずにそのまま入れられます。

[サイズ・重量・厚さ]
スマートレター:A5サイズ・重さ1kg以内・厚さ2cm以内
レターパックライト:A4サイズ・重さ4kg以内・厚さ3cm以内
レターパック:A4サイズ・重さ4kg以内・厚さ制限なし

追跡番号

スマートレターには追跡番号のサービスは付いていません

レターパックとスマートレターは似たサービスですがここが大きな違い。
追跡番号が付くレターパックと違い、スマートレターには追跡番号はありません。

表面はこの通り。住所記入欄がメインでシンプルです。
レターパックならここに追跡番号シールが付いているんですが・・・。

スマートレターは料金が安い割に1kgまで送れます。
だからついついオークション取引に使いたくなりますがネックはここなんですよね。
追跡番号がない配送方法は、トラブルの原因になる恐れがあるのでオークションには使えません。

[追跡番号]
スマートレター:追跡番号なし
レターパックライト:追跡番号あり
レターパック:追跡番号あり

配送日数

スマートレターは「普通郵便」と同じ扱いです。
普通郵便と何ら変わらない行程を経て配送されます。

これに対し、レターパック・レターパックライトは「速達に準ずる」取り扱い。
速達と同様のスピードで配送され、通常の郵便ではやってくれない日曜祝日の配送も行ってくれます。

でも、どうして速達と同じ仕組みなのにどうして「速達に準ずる」と言うのでしょうか。
気になって調べてみました。

実は速達は、厳密に言うと普通郵便にオプションとして「速達」料金を加算しているという仕組みなんです。
そのため、実際速達の規程日数で届かなかった場合、速達料金は返金されるという規程があります。

レターパック・レターパックライトは万が一配送が遅れてもこの返金という制度がないため、「準ずる」という形になっているそうなんです。

[郵便物の取り扱い]
スマートレター:普通郵便と同様(日曜祝日の配送なし)
レターパックライト:速達に準ずる(日曜祝日の配送あり)
レターパック:速達に準ずる(日曜祝日の配送あり)

どんな使い道がベストなのか?

スマートレターには以上のような特徴があります。

良いサービスだと思うのですが、追跡番号がないのが大きなマイナスですね。
これがあるとなしでは使い道が変わってきます。

正直なところ、私も有効な使い道を見出せていません。

重要な文書はレターパック、オークション発送はクリックポスト。
スマートレターの入り込む余地がないんです。

A5サイズと小さいので、ビジネスバックに常備しておき非常時の書類配送手段として確保しておく。

そういった使い方であれば利用価値が出てきそうですが、さて。