この前の日曜日、小学2年生の長女が算数検定を受検してきました。
当日は保護者として付き添ってきましたので、会場の雰囲気などをレポートしていきます。
算数検定とは
「算数検定」。正確には「実用数学技能検定」と言う名前で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している数学・算数の技能検定です。
公式サイトには「計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明といった数学・算数の実用的な技能を測る記述式の検定」とありますが、要は算数数学をどれだけ理解しているかを測定するもの。
奇をてらったような問題はなく、スタンダードなものが多く出題されます。
詳しくは数学検定・算数検定公式サイトへ
⇒ https://www.su-gaku.net/suken/
なぜ小学2年生で算数検定を申し込んだのか
今回娘が申し込みをしたのは「11級」。検定の中で一番下の級になります。
試験の詳しい内容は以下の通り。
算数検定11級 詳細内容
レベル:小学校1年程度
内容:個数や順番、整数の意味と表し方、整数のたし算・ひき算、長さ・広さ・水の量などの比較、時計の見方、身の回りにあるものの形とその構成、前後・左右などの位置の理解、個数を表す簡単なグラフ など
検定時間:40分
出題数:20問
合格基準:全問題の70%程度
検定料:1,500円
上の詳細内容をご覧頂いて分かるように、11級のレベルは小学1年生程度です。
そして勉強は積み重ね。2年生の勉強は1年生の内容が分かってこそ。
1年生の内容がちゃんと理解できているのか。
チェックする目的としては算数検定11級はぴったりな内容とも言えます。
4月中旬という試験日程も理想的。
そんな1年生の総復習の意味を込めて、今回の算数検定を受検しました。
そういう意図がありますので、今回は特に試験勉強はしていません。
娘は問題用紙と解答用紙が別々になっているテストを受けたことがないため、方式に慣れさせるために1回過去問は解いています。
しかし問題集は用意せず、普段の勉強の延長と捉えていました。
学校とは違った場所で自分の実力を果たして出せるのか。
親としては楽しみな気持ちで当日を迎えました。
検定会場の雰囲気、受験人数など
受験会場は静岡市葵区呉服町の「ふしみやビル」。
静岡市の中心部、静岡市役所のすぐそばに位置しておりアクセスは抜群。
なお、今回は団体受験ではなく個人受験です。
このビルの4、6、8、9階は貸し会議室になっています。
エレベーターの案内板を見ると数学検定・算数検定で2フロアを占拠。
11級の会場は8階でした。
11級・10級は同じ教室で受験するとのこと。
受験人数はどちらの級も10人程度。見た感じ11級は娘と同じ新二年生、10級は新三年生が殆どです。
一人で受けていたのは1人だけで、その他の子には、私を含め保護者の付き添いがいました。
受験票の名前・住所といった記載は保護者が書いても問題なく、むしろ回答者不明の事態を避けるために主催者はむしろ書くことを勧めているようです。
試験開始前までは保護者も教室にいられますが、本番直前に退出を促され退出。
しかし保護者用の控え室もしっかりと用意されています。ここで試験終了を待つことにします。
試験レベルは至ってスタンダード
試験開始から30分経過した時点で、受験者は退出することが出来ます。
ぞろぞろと出てくる子供達。
娘も続いて出てきました。
テストが終わった第一声は「冷たいジュース飲みたい!」。
当日は4月の割に気温が急にぐっと上がり、教室内も結構な暑さ。
見直しもそこそこに、ジュース飲みたさに出てきてしまったようです。
出来を聞くと、分からない問題はなかったとのこと。
初めての試験をやりきったことを褒め、ジュースを探しに会場をそそくさと後にしました。
帰宅して自己採点をしてみたところ、1問ミスしていましたが、合格点の得点率70%は楽々クリア。
嬉しいことにしっかり合格していました。
正式な合格発表はまだ先ですが、ひとまずは一安心です。
問題のレベルはいたって標準的。
1年間で学んだ分野が正直に出題された良問だらけでした。
娘が間違ったところは「時計の読み取り」。
普段から度々時刻を聞いていますが、8時58分・10時4分といった長針が12になる直前の読み取りが若干あやふやでした。
試験でもやっぱり分からなくなってしまったようです。
しかし弱い箇所がはっきりするのが試験の良いところ。
娘にはしっかりと復習してもらって、今後の糧にしてもらいたいところです。
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