以前から気になっていた富士市の「新町通公園」に、仕事で通りかかったついでに行ってきました。
公園に入るなり、幻の初代新幹線である「0系新幹線」がドンッ!!
世代的に新幹線と聞いてまず思い出すのはコレです。
丸みを帯びたデザインとユニークな顔つき。懐かしい限り。
場所は富士市市街地。
富士市役所や静岡地方裁判所富士支部、富士急静岡バスのバスターミナルである吉原中央駅が周辺に立ち並ぶ中心市街地に位置しています。
新町通公園の供用が開始されたのは昭和42年。
その後、昭和56年にミニSL公園が開設、昭和58年に新幹線の展示がされ、そして平成6年、「公園ルネッサンス事業」の一環として施設が再整備されて現在の姿となりました。
展示されている0系新幹線は主に「こだま号」として運用。そして日本で初めて展示されたものだそうです。
新幹線の車両内部を開放
展示されている車両内部にも入ることが出来ます。
車両開放日は土日祝日のみ。
残念ながら平日の今日は内部に入ることは出来ませんでした。
新幹線車両開放日
土日祝日
ミニSLも充実
ミニSLも整備されており、公園内の内周に沿ってグルッと線路が張り巡らされています。
分岐もあってなかなか本格的。
ミニSLは運転日が決まっています。
毎月第二日曜日の9時30分~11時30分、12時30分~14時00分に運行しますが、天候により中止もあるとのこと。
5月5日のこどもの日は曜日関係なく特別に運行しますが、替わりに5月の第二日曜日は運休となるそうです。
ミニSL運転日
毎月第二日曜日:9時30分~11時30分、12時30分~14時00分
※5月5日は毎年運行。5月第二日曜日は運休
料金は無料。
ボランディアの皆さんで運行されていますので乗るときはお礼を言いましょう。
その他設備もユニーク
レールを使った「レールチャイム」。
このレールはJR伊東線伊東駅構内側線で実際に使用されていたものだそうです。
公園によくあるブランコと滅多にない新幹線のコントラストが新鮮。
こんな貴重な光景が楽しめるのも新町通公園ならでは。
信号機や舗装道路・踏切も整備されており、交通安全教育の場としても利用されています。
約3,000㎡の広さがある多目的広場(グラウンド)。
市街地にある割には充分な広さを確保しています。
残念なのは駐車場が少ないこと。
写真のスペース、わずか10台程しかありません。
休日は混雑します。
車が停められないときは周辺の駐車場を利用しましょう。